11月13日から15日の3日間、6名で高知研修に行ってまいりました。
早朝の海岸清掃を終えてから、いの町へ。
いの町森林政策課様に第2回「セキシステムサプライ~仁淀川 恩送りの森」交流活動を開催して頂きました。
今回の交流活動は、高知中央森林組合様のご指導のもとでの「間伐体験」です。
間伐とは、森林の成長に応じて樹木の一部を伐採し過密となった林内密度を調整する作業のことで、森林保護においてとても重要な作業です。
間伐体験で作業したのは以下の3工程。
① 受け口を作るため、倒したい方向へ水平に1/4程切込みを入れます。
② ①の切込みの斜め45度上から切込み入れて受け口が完成します。
③ 追い口を作るため、受け口の反対から水平に切込みを入れます。
その後、木を受け口方向にロープで引っ張り伐倒し、運びやすい大きさに切って終了です。

水平に切り込みを入れます

水平切り込みの斜め45度上から切り込みを入れて受け口が完成です

反対側に追い口切り込みを入れて、受け口方向にロープで引っ張り伐倒します!

断面です
私たち素人にチェーンソーは使えないのでのこぎりで作業しましたが、のこぎりの引き方、切り込みを入れる位置や角度、どれをとってもプロの方々の経験値が必要な大変な作業でした。
大変重要な仕事なのですが、林業従事者は年々大きく減少しているそうです。
40分ほどで樹齢25年、15cmの木を4本切ってクタクタになりましたが、切ったヒノキの香りがとても良くて癒され、疲れが吹き飛んでしまいました。
交流活動の開催とご参加をいただきました高知県林業振興・環境部様、いの町様、高知中央森林組合様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。